その日暮らしな文系院生の歩き方

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北京での生活~住まいの探し方~

 

 

今日は北京でどうやってアパートを借りるかについてお話ししたいと思います。
というのも、私が初めて北京に来た時に日本語ででてくる情報が古い、あるいはビジネス目当てのものしかなく、四苦八苦したためです

以下の情報がどなたかのお役に立てれば幸いです↓

まず、結論から申し上げますと

「駐在員ではない。お金にそれほど余裕がない。けど汚いところに住みたくない。」
という私のような考えをお持ちの方は

自如 (ジールー、ziroom)というアプリをインストールするか下記サイトを見てみてください。

www.ziroom.com

見ていただければわかると思うのですが、出てくるお部屋は全てリフォームされており、結構きれいです。また、希望に合わせて色々なタイプのお部屋が用意されています。

 

北京の住宅事情を知らない方向けにご説明すると、
店舗のある不動産会社を通すとかなり汚いところやスタイルが古いところ、そのあげく家賃が高いところを案内されます。

 

例えば、私自身が「我爱我家」や「链家」という不動産会社を通して案内してもらったところは


大家さんと同じアパートで住む(部屋は別)

キッチンにゴキブリの死体が落ちている
トイレとシャワーの間隔が10cmくらい

築40年は経っている建物

地下

 

など散々なものでした。
価格設定が低いせいもあったのかと思いますが、、、

また、それらの不動産会社を通すと少なくとも3か月分は前払いで払えと言われます。それに加えて仲介料1か月+デポジット1か月です。大体5か月分の家賃を用意していないと契約できないという状況です。

ちなみに北京の家賃は東京と同じ程度だと思います。広いので場所にもよりますが、
けっこう高いです。


そこで先ほどの会社をおススメする訳なのですが、その理由が


1.他と比べてきれいにリフォームされている

2.仲介料+デポジットではなく、サービス料の支払いのみ

3.アプリ上で予約~契約~決済までできるためラクチン

4.店舗がないため一人の担当者が付きっきりで対応してくれる

5.万が一解約することになっても一ヵ月の違約金を払えばOK

6.物件によっては公共料金払わなくて良い

7.家具・家電が最初からそろっている

 

です

特に4に関しては、問題がある度に担当の方が丁寧に対応してくださるので助かってます。

 

あと驚いたのは契約する際に全く紙がでてこないんですね!
全てアプリ上で完結してしまうので署名とか一切ありません。


私が今住んでいるお部屋を決めた流れとしては、前日に予約~お部屋紹介してもらいながらその場でスマホで契約~「今日から住んでいいよ」でした

びっくりですよね。

普通、鍵の交換とか、火災保険の説明とか色々あるはずなのですが、、、

ちなみに鍵はなく、アプリ上でパスワードを決めるタイプのオートロックです。
火災保険は中国ではあまり一般的ではないようです、、、


リスクよりもスピーディさを求めるところがやはり異なるなと感じます。


あと、日本人として知っておいていただきたいのが、結構「差別」されるということです。日本人だから嫌いとかいう訳じゃなく、国籍によっては警察からのチェックが入るため、きちんと税金などを払っていない家主などは避けたがるという意味です。

 

先ほどご紹介した会社は全く問題なかったのですが、店舗のある不動産屋を介して物件を紹介された際そのようなことが何度かありました(2回くらい)。そのような可能性もあるということをご承知おきください~

 

あと実際に一人暮らししはじめるとわかると思うのですが、たまに警察が訪問してきます。最初は「なんで」とすごく驚きましたが、今は仲のいい近所のおじさんという感じのお付き合いをさせてもらっています。


それも警察の人となりによると思いますので、そこら辺も覚悟の上で物件を探した方が良いかと思います